2012年9月21日金曜日

ツールド北海道 市民レース ロード

2日目のロード。当麻町から美瑛町丸山公園まで山の中を縫うように走る107km。
今回、初めてのAクラスでの出走、エリートとの混走である。エリートはどんな走りをするのか、どこまで付いていけるのかこれは楽しみ。

アップダウンと白金のきつい上りで構成されるコースで、厳しいレースが予想される。普段なら流れを作るためにあれこれ作戦を練るところだが、今回は、とにかく足がなくなるところまで付いていくのが唯一の作戦である。

ウエットコンディションの中、当麻町をスタート。最初は集団の真ん中あたりに位置するがセンターラインを越えて前に出ようとする動きが常にあり、集団が落ち着かない。そうこうしているうちに最初の山越え。ここは下りが狭くて急なので出来るだけ前方で抜けたいところ。上りで少し頑張ってポジションを上げる。

次のキトウシの山越えも下りでムダ足を使わないよう少し前の方で通過。予想通り下りで大きく引き伸ばされる。慌てる必要はないのかもしれないが、なかなか気が抜けない。下ってからやっと集団が落ち着き補給タイム。しかし、集団のペースが一定でないので補給を取るのも一苦労である。

Bクラススタート地点の東川を通過。ここまでポジションキープのために少し足を使ったが、それなりに状況変化に対応しておりなかなか順調。

志比内を通過し北美瑛に入る手前の40km地点。後方で大きな落車音。かなりの台数が巻き込まれているようだ。

Cクラススタート地点の聖台公園を通過。このあたりもリーダージャージのトイレタイムがあってペースが落ちたりして順調。前方に位置取り、もしかしてこのまま集団でいけるかもと思っていたら、急に前の選手との間を詰めるのが辛くなる。頑張って踏むが一人、二人とポジションを下げてゆく。しばらく見かけなかった選手に出会い始める。最初は久保田君、次にいのみちおさん。千切れるかも。

かわしてゆく選手がいなくなったと思ったらそこは集団最後尾。もう後がない。と思ったら目の前に中宇の登り。これがトドメとなった。

残り50kmで単独走。しかもまだ白金上りがある。ムダ足を使わず後続を待つしかない。旭川レーシングの方が追い付き2名で回す。しばらくして4名のグループ。さらにしばらくして白金の手前6~7km地点でよっしさんとFさんのグループが追いつき少しペースアップ。二人ともさっきの落車に巻き込まれたようで、体にダメージを負っている。

白金の上り。足に力が入らない。190-200wを出すのも辛い。しかもフロントブレーキから異音。仕方なくブレーキをリリース。

坂の中盤で恐れていたものがやってきた。後からスタートしたBクラスのトップである。圧倒的な速度差で抜き去られる。上位でやってきたリミッツの大森さん、チームメイト西野が抜き際に声をかけてくれる。さらに頂上付近までくると、Cクラスのトップ中川君も声を掛けながらダンシングで通過。打ちのめされているところでこの声掛けはかなり嬉しい。

インフォメーションセンターを通過後はBクラスの集団に混じりひたすらゴールを目指すが、この集団に15-16人規模の落車発生。避けられず軽く転倒。直ちに再スタートを試みるがリアブレーキが引きずられ修正もきかない。仕方なくリアブレーキもリリース。

その後もパラパラと追いついたり、追いつかれたりしながら、牧場の坂をほとんど止まりそうなケイデンス45で上り、3時間14分、トップから22分遅れの29位/50人でゴール。とてもレースとは言えない内容の走りだったが、原因をしっかり分析して次のレースに活かしていきたい。

2 件のコメント:

  1. 50kmを過ぎたくらい?なにがあったのでしょう!信じられないです.
    それまで集団前方にいしいさんがいたので(赤いジャージがよく目立ちます),集団からちぎれる訳にはいかないといういいモチベーションにさせてもらいました.
    原因はわかりましたか?ごはんですか?

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  2. いのみちおさん
    後からパワーデータを見ると聖台公園をすぎてから集団のペースが上がっていますね。それに対応できなかったようです。力がなかったことはもちろんですが、朝をごはんを十分取らなかったことも影響してそうですね。いい勉強になりました。

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